藤森照信展 諏訪の記憶とフジモリ建築...茅野市美術館

茅野市出身の建築家、藤森照信個展。建築写真や模型、スケッチのほか、建材見本、家具などを展示。またワークショップの一般参加者と地元の職人が地域の素材を用いて制作した藤森照信設計の一坪の茶室も展示される。2010年7月24日(土)〜8月29日(日)
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 2010年に開館30周年を迎える茅野市美術館では、当市出身の藤森照信の展覧会を開催します。藤森照信は1946年生まれ。高校卒業まで茅野市で過ごし、東北大学、東京大学大学院に進学。その後、近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残し、1998年には日本建築学会賞(論文)を受賞しています。2010年3月まで東京大学生産技術研究所教授を務め、同年4月より工学院大学建築学科教授を務めています。
 一方、藤森照信は、茅野市で神長官守矢史料館(1991年)を設計し建築家としてデビュー。自然素材や植物を用いて、これまでに20作品以上の独創的な建築を創り続けています。また、藤森、友人、施主からなる「縄文建築団」が建築施工に参加し手作りすることも特徴となっています。そして≪ニラハウス≫で 1997年に第29回日本芸術大賞、≪熊本県立農業大学校学生寮≫で2001年に日本建築学会賞(作品)を受賞。2006年の第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展では日本館のコミッショナー(兼出品者)に就任、自身の建築と、路上から観察できる森羅万象を対象とし、本来の意図とは異なる無用の「美」を採集する路上観察を紹介、「フジモリ」の名を世界に知らしめました。
 本展では、建築写真、建築・プロジェクト模型、スケッチ、屋根・壁・左官の材料見本、家具に加え、藤森照信自身が撮影した茅野市での幼少期に影響を受けた素材や風景の写真、ワークショップの一般参加者と地元の職人が地域の素材を用いて制作した藤森照信設計の一坪の茶室を展示します。
 また、路上観察学会メンバー(赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊、林丈二、松田哲夫)が茅野で採集した物件(写真)の展示や品評会、路上観察のレクチャー、一般公募による「諏訪の路上観察」物件の選定・品評をおこないます。
 さらに会期中、フロッタージュの手法を用いて「都市の記憶」や「歴史の痕跡」を擦りとり、作品制作を行う美術家・岡部昌生や、藤森照信と同じ諏訪地域の下諏訪町で育った現代を代表する建築家・伊東豊雄を招き、トークセッションをおこないます。
 展覧会に加え、これらの関連企画とともに、藤森照信の中にある諏訪の記憶、人々の中にある地域の記憶、そして地域の中に潜む記憶をみつめながら、藤森照信とその建築の全貌に迫ります。
(茅野市美術館HPより)
http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2010/0724/index.htm
 
会期:2010年7月24日(土)〜8月29日(日)
休館日:火曜日
時間:10:00〜18:00(7月24日開展式後に開場)
会場:茅野市美術館
http://www.chinoshiminkan.jp/access/index.htm
観覧料:
一般500円
高校生以下 無料
※障害者手帳、療育手帳をお持ちの方と付添の方1名 無料

○茅野市美術館
http://www.chinoshiminkan.jp/museum/index.htm